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秋月
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39
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女性
誕生日:
1984/09/27
職業:
介護士
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日常の切端やぼやき。独り言。そんな徒然。
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好きだった人。
今でも好きな人。
今では嫌いな人。
忘れたい人。
忘れたくない人。
忘れられない人。
好きになるって、どうしてなんだろう。
小さいころの恋は、どこかぎこちなかった。
けれどそれがそのときの精一杯で、身体いっぱいで恋をしていた。
あの頃が一番楽しかったのかも知れない。
恋に恋してたのかもしれないけれど。
笑いあって、泣いて、怒って、一生懸命に好きだった。
叶うことはない恋だったけど、きらきら、輝いてて。
いとしくて、大好きで、きっと死ぬまで忘れないって思ってた。
年を取って、少し大人になって、それでも精一杯恋をした。
痛い目見て、恥をかいて、それでも幸せで。
そうしてある日、失って。
歯車が欠け落ちたみたいに穴が開いて、ぎこちなくて。
それでも歩けると知った。
時間が色んなものを癒して、押し流した。
禍根は残るけど、また動き出した。
初めの恋の後、もうこんな恋なんて二度とないって思ってた。
それでもまたわたしは恋に落ちた。
だからきっとまた恋をする。
人を好きになる。
いつかそんな日がやってくる。いつか。
流れる雲と青い空と白いあたしの手。
「ちっぽけな世界。」
直射日光が差す日差しの下、あたしはコンクリートの上に寝転がっていた。
ごう、と音を立てる風があたしをさらっていきそうで、髪がふわり、舞う。
「ちっさいなァ」
呟いた音は誰の耳にも届かず消える。
届かなくていい。
あたしの声は、ここで消す。
言えなかった言葉も、何もかも。
茶色に染めた髪が舞い上がって、丁寧に塗りつけたマスカラが頬に触れる。
淡い色にしたグロスを少しだけ舐めて、ため息をついた。
「あー…」
泣いたらマスカラ落ちちゃうよ。
ぐっと唇をかみ締めて目を開いた。
空の青さが目に染みる。
風で目が乾けばいいなぁ。
くだらない事を思いながら、手を伸ばす。
あそこに行きたい。
空に。
あたしはあたしの存在意義がわかんないの。
思い出す。
あたしはなんなんだろう?
あなたにとってただ、それだけの存在?
あたしは、誰かに必要としてもらわなきゃ、自分の事認めてあげられない。
そんなあたしを弱いと笑うのなら、それでもいいの。
そんな強いわけじゃない。
感情が出にくくても、あたしはちゃんと感じてるよ。
喜びも、悲しみも、痛みも。
あたしはなんなの?
何のためにここにいるの?
何のために生まれてきたの?
誰か答えをくれるの?
人に頼ってしか意義を見つけられないあたしを弱いと笑うのなら。
その手であたしを消して。
弱いあたしを、その手で。
広い広い空はただそこに広がっている。
こんな事を、考えてしまうほど。
ぎらぎら耀く太陽だって、室内までは届かない。
窓枠に腰掛けたまま、室外に飛び出した自分の両足を見つめた。
あまり日に曝される事の無い足首から先が妙に白くて、自分の足なのにどこか気持ち悪かった。
午後二時の太陽は傲慢な程に耀いている。
きっと自分がいつか消滅してしまうなんて、思ってもいないのだろう。
まあ、その「いつか」がくる時は、自分の子供のそのまた子供の子供より後だろうから、
自分が心配しても意味の無い事だけど。
けど、もし、その時が、一週間後、明日、一時間後だったら?
ただ死ぬのを待つしか出来ないのだとしたら?
きっと、あたしは家族や、友達や、大事な人の所へ駆けるだろう。
あと。
あの人に、自分の思いを伝えに行くだろう。
やっぱり好きだった、と。
どうしてこんなに好きなのだろう。
どうしてあの人でないといけないのだろう。
こんなに、こんなにも苦しい恋。
かなわない恋なら、落ちたくなんてなかった。
こんなにもあの人だけが好き。
いっそのこと。
出会わなければ、良かったの?
「ちっぽけな世界。」
直射日光が差す日差しの下、あたしはコンクリートの上に寝転がっていた。
ごう、と音を立てる風があたしをさらっていきそうで、髪がふわり、舞う。
「ちっさいなァ」
呟いた音は誰の耳にも届かず消える。
届かなくていい。
あたしの声は、ここで消す。
言えなかった言葉も、何もかも。
茶色に染めた髪が舞い上がって、丁寧に塗りつけたマスカラが頬に触れる。
淡い色にしたグロスを少しだけ舐めて、ため息をついた。
「あー…」
泣いたらマスカラ落ちちゃうよ。
ぐっと唇をかみ締めて目を開いた。
空の青さが目に染みる。
風で目が乾けばいいなぁ。
くだらない事を思いながら、手を伸ばす。
あそこに行きたい。
空に。
あたしはあたしの存在意義がわかんないの。
思い出す。
あたしはなんなんだろう?
あなたにとってただ、それだけの存在?
あたしは、誰かに必要としてもらわなきゃ、自分の事認めてあげられない。
そんなあたしを弱いと笑うのなら、それでもいいの。
そんな強いわけじゃない。
感情が出にくくても、あたしはちゃんと感じてるよ。
喜びも、悲しみも、痛みも。
あたしはなんなの?
何のためにここにいるの?
何のために生まれてきたの?
誰か答えをくれるの?
人に頼ってしか意義を見つけられないあたしを弱いと笑うのなら。
その手であたしを消して。
弱いあたしを、その手で。
広い広い空はただそこに広がっている。
こんな事を、考えてしまうほど。
ぎらぎら耀く太陽だって、室内までは届かない。
窓枠に腰掛けたまま、室外に飛び出した自分の両足を見つめた。
あまり日に曝される事の無い足首から先が妙に白くて、自分の足なのにどこか気持ち悪かった。
午後二時の太陽は傲慢な程に耀いている。
きっと自分がいつか消滅してしまうなんて、思ってもいないのだろう。
まあ、その「いつか」がくる時は、自分の子供のそのまた子供の子供より後だろうから、
自分が心配しても意味の無い事だけど。
けど、もし、その時が、一週間後、明日、一時間後だったら?
ただ死ぬのを待つしか出来ないのだとしたら?
きっと、あたしは家族や、友達や、大事な人の所へ駆けるだろう。
あと。
あの人に、自分の思いを伝えに行くだろう。
やっぱり好きだった、と。
どうしてこんなに好きなのだろう。
どうしてあの人でないといけないのだろう。
こんなに、こんなにも苦しい恋。
かなわない恋なら、落ちたくなんてなかった。
こんなにもあの人だけが好き。
いっそのこと。
出会わなければ、良かったの?
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